Apple Watchアプリ(WatchKit App, WatchOS)の実機検証時のトラブルを諸々解消
WatchOS用のアプリケーションを実装している最中のことですが、 当然のように実機検証したくなりました。
実機検証自体は、簡単で 検証したいAppleWatchとPairingしてあるiPhoneをMacにつなぐとXcodeが **「いい感じに認識」** してくれて、Watch Kit AppからRunするだけです。
しかし、いい感じに認識してくれず色々とうまく行かなかった為、コツコツと解消しました。
今回はその備忘録です。
- Xcode: Version 10.1 (10B61)
- WatchOS: 5.1.3
問題1
paired device unavailable for development
Apple Watchの実機でアプリの動作検証したかったのですが、👇の様なエラーとなりました。
解決方法
以下のことをして解決しました。
開発に使用しているiPhoneと対象のAppleWatchのpairingを切る
- このとき
Suicaの残高が失われます。Apple Payに連携して防ぎましょう
的なアラートが表示され焦りました💦結果、表示される指示の通り行えば問題ありませんでした
- このとき
再度Pairingを行う
- 時間がかかります
- 色々通知が表示されます
-
- 「このMacを信頼しますか」といったアラートがAppleWatchにでます
- 🎉直りました🎉 🎉🎉🎉🎉🎉🎉
問題2
Could not launch....
Watchアプリが立ち上がってくれません。iPhoneを見ても、AppleWatchをみても、動いた形跡もないので、実機転送もできてなさそうでした。
解決方法
普通にエラーダイアログに書いてあるとおりにしましたが、うまくいきませんでした。 なので、 Xcode の再起動 も行いました。 そして直りました。
問題3
The operation couldn’t be completed.
The operation couldn’t be completed. Unable to launch because it has an invalid code signature, inadequate entitlements or its profile has not been explicitly trusted by the user.
👆のエラーがでました👇
解決方法
Apple Watchの画面を見てみると、対象のアプリケーションは転送されているようでした。iPhoneも同様。
Apple Watchでアプリを立ち上げてみると、 信頼していないdeveloper ~~ を信頼してこのApple WatchでAppを実行しますか?
のダイアログが表示され、信頼するボタンをタップしました。
🎉すると起動しました🎉
まとめ
久しぶりにブログを書いたのですが、ほんと基本的な内容になりました。 こういった内容の記事はすぐに古くなるのですが、実行した環境や日付と一緒に備忘録として残しておくのはいいかもしれないって改めて思いました。